いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

日銀政策変更

3/19に日銀が政策変換を発表した。マイナス金利を止めるというのはほぼ決まりだったが、それにYCCの終了とETFの購入停止も発表されたので、想像よりはちょっと踏み込んだ内容のようだ。利上げにはなっているが、マイナス0.1%から0%の利上げなので、欧米の利上げ利下げに比べれば小さい値で目立つものではない。

 

Bloombergを見ていると、今回の日銀の発表は「利上げへの方針転換」と大々的に報道されており、まず方針変換を何とか実行したので、今後利上げを続けていくという報道のされ方をしている。米国人は日銀の今後をそういう風に捉えているようだが、実際に日銀がどう動くかはわからない。日銀が何を一番の目標としているのかが自分にはわからないので、何をしようとしているのかわからない。インフレを抑えるのが目的なら円高誘導でさらなる利上げを進めるのが良いと思うが、そうすると株価が下がったり景気が悪化する恐れがあるし、そもそも今後のインフレは人手不足による賃金上昇が主原因で円安の影響は少なくなるのではという論もある。

 

自分の希望は、金利をもっと上昇させて、円高がどの程度まで進むかを確認したいというのが一番の希望である。資産の7割以上が外貨建てなので円高がどの程度防ぐかが自分の資産上の一番のリスクであるからだ。日本売りみたいな姿勢で生きているのは、自分の人生について不満点がいくつかあり、それは日本が悪いと思い込んでいるからだ。あまり前向きではないが、そういう人は少なくないのではないか?特に氷河期世代はそうだろうと思っている。