いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

夜の散歩

無職になってから、毎晩8時頃に自宅近くを散歩している。45分くらいで近くの街をぐるっと回る感じだ。天気が悪い日以外は毎日実施している。

 

夜に街を散歩しているといろいろ気づくことがある。平日昼間は町にあまり人通りがないが、夜には結構人が歩いている。ほとんどは仕事帰りだ。また、塾、学習教室帰りの小学生が結構歩いている。塾や学習室も夜8時だと営業しているところが多い。夕方まではあまり空いていないところだ。土日の夜は歩いている人は少ないが、ロードバイクで走っている人、ジョギングをしている人を見かけることは多い。家族連れをあまり見ないのは土日でも家族は夜はあまり外に出ていないのかなと思う。

 

自分にとって夜の散歩で気になるのは働いている人達だ。以前にも書いたが、軽バンで荷物を配送している人達は一晩で数組必ず見る。塾関係はほとんど空いているし塾に残っている小学生も多く見る。物流関係は閉まっているが、一件だけいつも空いているところがあるのが気になる。外食関係では、個人店で空いている店にはあまり客がおらず、人がいるのはチェーン店だけだ。これを見ると個人店は厳しいのかと思う。今年3月で近隣の駅の居酒屋が3店舗も閉鎖されており、一般サラリーマンは居酒屋で飲む金がなくなったのだなと思う。

 

一点とても気になっている建築設計事務所がある。ここは新しいビルに出来たスペースでオシャレなスペースでカッコいい人達がパソコンでデザインなんかをしているのだが、ここが散歩に行ってもオフィスが開いている。日曜はたまに開いているだけだが土曜は確実に空いていて、平日は8時過ぎでもそこで会議をしていたりする。見た目はとてもカッコよくてみんなが憧れそうな感じなのに何時でも働いている…それはそれで厳しいものだと見るたびに思っている。