私はカフェに行ってコーヒーを飲みながら読書をしたり書き物をしたりするのが好きな人間なのだが、自宅周辺にあった個人店カフェ、チェーン店カフェがここ2,3年で皆潰れてしまい、手ごろなカフェがなくなってしまった。
そのため、近場の街に出たとき、その街にあるカフェに行くことが増えた。近くの街は幸いにもチェーン店のカフェはスタバ、ドトールなどいくつもあるのでいろいろな店に行って状況を見ている。そこで最近気がついたことがひとつあるのが、料金安めのチェーン店カフェで、へんな爺さんが集まっているカフェがあることだ。
そこには数回行ってが、いずれの時もその爺さん達が席を取っていてコーヒー一杯で数時間粘っている。本を大量に机の上に置いて読書している爺さん、工作機器を出して工作をしている爺さん、小型ノートを10冊以上机に出してノートの内容をひたすら確認している爺さん…これらの爺さんがいる辺りはちょっと独特の空気があり、その周りには高齢者の客以外は近寄らない雰囲気がある。そこの店の近くの休めのチェーン店に行ったら、怪しい高齢者はいなかったが高齢者の率は高い。結局、値段の安いカフェではそういうわけがわからない高齢者が集まって雰囲気が悪くなってしまうということだろうか?
そういえば、自宅から比較的近い高給カフェ(コーヒー一杯700円)では、高齢者はいるが上品な客ばかりで、店も静かで居心地が良い。日本は安い店でも雰囲気が良いのが良いところだと思っていたが、今後はそれは続かなくなるのだろう。