いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

資産の状況(2024年4月)

月末恒例で、資産の見直しを行った。今月は中旬に米株で調整があったため資産が減るという予想だったが、結果として、日本円換算だと先月末とほとんど同じとなった。

 

原因は今月も円安の進行があったこと。昨日ドル円が158円台、豪ドル円が103円台という、あまり意識したことがないレベルまで円安が進んでいる。なにせ、中国関連の投信が円安によって日本円では資産価値が上がっているのだ。

 

今月は円安が進行していたが、先週の日銀植田総裁の会見で日銀は円安OK!の姿勢であることが表明されて円安がさらに加速するのではと読んでいる。自民党の越智氏が言った通り、円安対策はドル円が160円になったら考え始めるということだろう。介入の話があるが、ドル円160円になったら介入しても市場の方向性を変えるインパクトはなくなると多くの金融評論家が言っている。確かに、介入で155円になってもこれからどんどん円高になるとは思いこみにくい。

 

今後の予定として、介入が来るかどうかを待ちつつ、介入が来た時点で投資信託のある程度の利確を行おうと思っている。私は投信はすべて外貨のものなので、利益にかかる税金を減らすため為替が円高調整したら利確しようと考えていた。だが、円安容認が明確になったので円高調整は来ない可能性が高くなってきたと考えている。よって、円安時の利確に不本意さを感じつつも、介入後の利確をするという気持ちに変わった。でも、政治家や官僚、日銀は実はインフレの方が自分達の仕事をしやすいのは事実なので、このまま円安放置でインフレを上げていくかもしれないとも思う。とりあえず来週以降の動きに注目だ。