先日Youtubeで、定年後タイに移住した年金生活者のvlogが出てきたので見てみた。その後いくつかその手のvlogがお勧めに出てきたので見たが、皆インフレと円安のダブルパンチで苦境に陥っているようだった。物価はかつては日本の1/3程度だったが、今や食費は良い食事をすれば日本と変わらず。健康保険が高いのでトータルで見ると日本の地方都市で暮らした方が安いといった感じ。中国が不況になり中国人が買わなくなったためバンコクのコンドミニアム価格は下がったが、コンドミニアムを貸したり売ったりして金を得ていた日本人がダメージを食らっているとか。
私は早期リタイア後台湾かマレーシアに移住するという計画を立てていたが、大病をして病院通いになってしまったので諦めた。台湾は物価が安いというより好きな国なので移住したいという気持ちが強いのだが、昨年行ったときは物価が上がっていて驚いた。円安とインフレで割安という感覚はもはやなかった。スタバやちょっとしたレストランは東京よりも高い、私が好きな牛肉麵は人気店で食べたら一杯1000円くらいする。ホテルも台北に多い小型ホテルが一泊8-9千円くらい。
アジアが経済成長している間、日本が30年間デフレで経済成長しなかったのだから日本が安くなるのは当然の結果とはいえ、昔東南アジアで円高を謳歌した自分としては寂しくもある。