いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

円安に対する備え

自分は将来的に円安になることを願っており、資産の7割ほどを外貨で持っている。現状の円安でそこそこ上手く行っているが、今年初めに考えていたのは、来年くらいまでに一度円高に調整が来てドル円が135円~140円になり、将来の円安の可能性が高まったら資産内の日本円を外貨投資に回したいと考えていた。その考えは今でも変わらない。

 

よって、自分にとっては円高に戻ったどのレベルまで戻るかが一番気になることになる。将来的には円高でもドル円150円以上までしか戻らなくなるのが理想なのだが、金融アナリストの中にはかなり円高に戻ると発言している人もいて少々不安が残る。その不安がなくなっていく方向に今後動いてほしいと思っている。

 

今後の円安になる要素について考えてみたのが以下の項目だ。

(1)日銀の外貨準備高→195兆円分あったが、今回の介入で10兆円使ったか?もっと介入で使ってとりあえずの円高を達成し、かつ円安再発時に対応できなくなるくらいまで使ってもらいたいところ。

(2)貿易収支の赤字→円安方向には良いこと。第一次所得収支の7割くらいが円転されず再投資されているのも良い。

(3)日本と他国の金利差→しばらくは円安材料の主力

(4)日銀の利上げ→国債価格が下がれば円安材料?日銀が日本国債を買う金がなくなってETFを売りに出したら面白い。日本の株への投資が減るだろう

(5)日本の個人資産の外貨流出→これがもっと加速するのが一番の希望。どのくらい進んでいるのかデータを見たい。

 

というわけで、自分は円安方向のことしか考えられない。しばらくは市場を見守っていきたいと思っている