今週流れた経済ニュースで気になったのが、10-12月期の日本のGDPが予測を下回ったこと。やや弱めの数字が出てくるという予想だったが、予想を下回る-0.1%のマイナス値が出てきたことで騒ぎになっている。
この結果について政府が発表したデータを見ると、実質GDPと名目GDPのグラフが並べて表示されるが、10-12月のデータは名目GDPが-0.1%であるのに対して、実質GDPは-0.8%と名目データより落下がひどい。データを見た限り、世間の値上げや賃上げ効果縮小によって実質的にはGDPが落ちている、実際にはスタグフレーションが進んでいるという評価となるのだろう。
最近街中で、物価の上昇、サービスの低下が良く聞かれるようになり、同年代の知り合いで仕事を辞めたり条件が下がった人が増えてきた。氷河期世代の復讐はこれから始まるという予告の様な話も聞こえてきている。自分は対して幸せな暮らしでないのでどうでもいいが、日本に賭けて頑張ってきた人々は今後日本が悪い国になっていくのはつらく感じるかもしれない。
今後日本は没落する、長期で見ると円高には戻らないというのが私の今後10年の長期予想なので、その予想には合致した動きになりそうで嬉しさはある。どうせいい仕事にもつけないので仕事がなければそれはそれで仕方がない。今年はいろいろ動きがあった方が面白そうだ。
