いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

外資系ベンチャー

外資ベンチャーで働き始めてから一か月が経過しようとしている。前職では一か月でクビ同然で追い出されたのでそれと比較すると順調だ。

 

製品リリースが近くなっていろいろバタバタしているが、自分は残業はしていない。体力的に無理なのでどうしようもない。いろいろ人間関係、会社間の関係がややこしかったりするが、気にしても仕方がない。

 

外国人と共に働くことが多いので楽しいというのはある。また、ベンチャーに特有なのかカンパニーパーティみたいなのがよく開催される。社員全員対象のチャットルームがあり、毎日おやつの時間などは社員みんなが集まって休憩している。といって仕事をしていないわけではなく、土曜でも当たり前のようにメール電話が飛び交うし深夜、早朝もお構いなしの仕事の仕方だ。

 

自分が調べたり聞いたところだと、今の会社のターンオーバーは100%前後、一年で全社員が入れ替わる計算だ。同じ地域のベンチャー企業は軒並み150%くらいらしいのでうちの会社は定着率が高い部類に入るらしい。人事が本社管轄になると、試用期間の3カ月以内で切られる可能性が高くなる。海外から見ると、日本の雇用制度は、一度雇ったらクビにしずらいが、試用期間中なら好き勝手に解雇できるという風に見えるらしい。試用期間でディレクターになれるような実績を上げない限りクビだろうなと中国人同僚には言われている。

 

他人の目、評価など意味がないとわかっていたつもりだったが、やはり良く思われたいという気持ちが出てくる。自分が弱くなったというか、もうサラリーマンとして働くメンタリティがなくなってしまったのだなと感じる。