いきなりFIRE

50代、外資系、ベンチャーなどを転々とした後、仕事がなくて強制的にFIRE状態に。日々の雑感を綴っていきます

中学受検

今年も中学受検の季節がやってきた。関東圏では埼玉、千葉の入試が終了し、東京、神奈川は2/1から入試が開始になる。

 

私はリーマンショック後リストラされて暇だった時、親類の娘さんの中学受検を手伝ったことがある。その時まで、首都圏で中学受検が増えていることなど全然知らなかったので、知った時は本当に驚いた。東京の女子中御三家と言われる桜蔭、雙葉、女子学院は、大学のサークルでそれぞれの学校の出身者がいたので知っていたが、そのころは進学校だったのは桜蔭だけだった。それが、女子学院、雙葉も東大に合格者を多数出す進学校になっていて、入試も結構難しい。特に、東大入試より難しいと言われる桜蔭の国語は自分は全く解けなかった。

 

自分が私立中学で一番驚いたのは学費の高さ。年100万以上が常で、それ以外に学校行事代や塾代もかかる。子供を一人私立中学に行かせたら年収は600万ないときついと言われていた。それで開成や桜蔭に行って難関大学に行ければ良いのだが、進学実績で都立高校に負けている学校もたくさんある。自分みたいなケチから見るとコスパ上私立中を選ぶのはあり得ないと思えるのだが、こればかりは結婚もしたことがないので自分にはわからない。今大学受験は一部の難関大以外は推薦入試が多くなり、受験勉強が必要な層は徐々に減っているのだが、なぜ未だに中学受検が廃れないのが不思議に思っている。過度な中学受検をなくした方が、現役世代の使える金が増えて日本経済に良いのではと思うのだが・