2022年も終わりに近づいてきた。今年はいろいろな事があったがほとんどは悪い事だった。大病を患い手術をし、会社をリストラされて無職になった。外資系で働いてきたのでアーリーリタイアは覚悟の上で人生設計を立てていたが、設計の甘さが露呈して誤算続きだった。
一番の誤算は投資で米株投信を買ってしまい数年塩漬けにせざるを得なくなったことだろう。経済がいずれインフレになることは予測していたが、米株投信の含み損が大きくて楽観が崩れてしまった。ただし、資産の7割以上を外貨で持っているため円安が救いになった。
二番目の誤算は、楽なバイトでもして暮らしていこうと思っていたのが、バイトが見つからなかったこと。50代の男性がバイトでこれほど相手にされないとは思わなかった。経済評論家が「老後は月10万くらいの楽なバイトで稼げ!」などと言っているが、中高年が月10万楽に稼ぐのがどれほど大変か…老後はバイトをしろという評論家は一切信用できなくなった。ブログ、動画など他の金儲けも試してみたが全くダメだった
最近「Die with Zero」や「Four thousand weeks」といった本を読んで、人生の残り少ない時間を不本意な仕事で浪費するのが止めよう、残りの健康寿命をFIREで過ごすのは人生で望ましい選択なのではという考えに至った。FIの部分をさらに確実にするために動くことが必要だが、日々充実して生きることが大事と思うようになった。2023年は以下の方針で生きていこうと思う。
(1)85才まで労働収入0のライフプランを作成終了。それに基づいて日々更新しながら暮らしていく。
(2)投資の塩漬けが解消する(と期待する)2-3年は耐え忍ぶ日々。金を使わず楽しむことに徹する
(3)アルバイトは楽でネットサーフィンが出来るような仕事、時間拘束が短い週2~3日の仕事を探す。
(4)正社員の転職先探しは趣味として2023年終了まで続ける
(5)何よりも重要なのは、FIRE生活を充実したものにすること。健康に留意、運動を欠かせず、勉強、読書も続ける。楽しみにも時間を使う。時間が自由に使えるメリットを堪能する。